たぬき君改め幸太くんのSOSを終了致します!

2002年12月21日

幸太くんは、本日無事に里親さんの元に旅立ちました。

里親さんは、大分前からお付き合いを続けさせて戴いていた方で
神戸に住むムツコさんといいます。

既に全盲の猫も飼っている方で、
お姉さんのヒロコさんと共に多頭飼いのベテランです。

幸太くんは、右目の眼球を摘出した後、去勢手術も済ませていましたが、
「好酸球増多症」という症状となかなか落ちないコクシジウムの為に
下痢が続いていました。

ようやく下痢が安定してきた為、引き続き神戸で治療を続けて戴く事にして、
里親さんの家で暖かいお正月を迎えさせてあげたいと考え、
年内のお引き渡しへと漕ぎ付けました。


これは旅立ちの直前の幸太くんです。
直、当日の様子は本日付の「猫雑記」でご報告させて戴いております。

これまで多くの方々からりリンクや激励、そして支援金を戴き、
まだ体調の方は予断を許さない状態が続いているとは言え、
ご飯の前には大分甘えて、指に顔を擦り付けてくるまでになりました。

「好酸球増多症」は、身体の中に腫瘍があっても起きる症状なので、
一度は開腹手術をして検査を・・・という事も考えられていましたが、
里親さんや私、そして保護してきてくれたKさんの意見では、
これ以上身体に負担のかかる事をするよりは、
自己免疫が高まるよう、サプリメントやストレスのない生活を送らせてあげたいと希望し、
今回の門出となりました。

今後も治療や検査は欠かせない状態でのお引き渡しですので、
引き続き《猫の手倶楽部》では支援を続ける予定です。
そして、幸太くんの今後の様子は、
当サイト掲示板にて、また《Catpeople Net Magazine》に
幸太の飼い主ムツコさんのコーナーを新設して皆様にお知らせして行きます。

引き続き、どうか暖かく見守って戴けますよう、
そして幸太くんの病状が少しでも回復出来るよう
里親のムツコさんをみんなで支えて行けたら有り難いと願っています。

高額な治療費が必要となる事も充分に考えられますので、
幸太くんを支援し続けて行きたいと考えます。
ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。


今後とも、どうかよろしくお願いいたします。
(川口 記)




SOSの内容は、以下の通りでした。

7年間、屋外で紐につながれたまま風雨にさらされ、

風邪をこじらせて全盲に!

「たぬき君」改め「幸太くん」への支援をお願いします!!


2002年10月15日撮影 動物病院のケージにて

2002年10月15日発信

たぬき君(仮名)は平成7年に生まれたヒマラヤンのオスです。
飼い主は素人ブリーダーから安い金額で買ったそうです。

しかしその飼い主は一度もたぬき君を部屋の中に入れず、
その後7年間をずっと家の外に繋いだままほったらかし、
ご飯のドライフードだけ与えるという飼い方をして来ました。
外には小屋もなく、夏も冬も1.5メートルほどの短い紐に繋がれて、
全く動き回れる自由もありませんでした。

この状態で7年間を過ごさせられていました!


その間に風邪をこじらせ、眼球は炎症を起こして視力を失っています。
(白内障ではありません)

名前すら付けて貰えないまま、そして雨露をしのぐ事すらままならないまま、
ある意味では野良猫よりも悲惨な7年間を生きてきたたぬき君を
何とかより良い環境のもとで暮らさせたいと願って、
たぬき君の救出を決意しました。

飼い主には何度も「もっと何とかしてあげて欲しい」と申し入れて来ましたが、
しょせんこのような虐待に近い飼い方が平気で出来るような相手には願いは通じず、
それどころか、もはや邪魔なだけなので少しでも早く手放したい、
お金がかかる事は一切したくないと言うだけでしたので、
これ以上の話し合いは無駄だと判断し、保護させて貰う事に決めました。

当サイトでは、このたぬき君(仮名)の余生を暖かな家で送らせてあげる為に
SOSを発信させて戴く事に決めました。
10月15日、無事に飼い主から譲渡させて連れ出し、
動物病院のご理解を戴き、とりあえず入院させました。

去勢もされていなかったので、健康状態をチェックしていただいた後、
去勢手術と眼球の治療(あるいは摘出)をしていただく予定です。

たぬき君は、あんな仕打ちを受けてしたにも拘らず、
元の飼い主にしか心を許していません。
飼い主でない人間の気配には怯えています。
しかし時間をかけて、安心を与えてあげたいと思います。
治療の期間はまだ未定ですが、その後の預かり、または里親さんを募集します。

この先、どれだけ生きられるか解りませんが、
愛された家猫として最後を迎えさせていただける方を求めます。
どうか、暖かい手を差し伸べて下さい。

性別: オス
年齢: 7歳
性格: 気が弱くて恐がりです
種類: ヒマラヤン
眼球は、左眼は白濁して表面にブツブツがあります。視力は無いようです。炎症の度合いによっては、摘出する事になるかも知れません。右目は既に眼球がしぼんで小さくなっており、殆ど無いに等しい状態です。

その他の健康状態は、今後の検査を待ってご報告致します。10月29日現在、まだ栄養状態が悪く、下痢も続いているものですから、麻酔しての検査が出来ずにいます。獣医さんとはマメに連絡をとっていますし、時々面会に行っていますので、きちんとした治療をして戴けているのは確認しています。

2002年10月29日 
これまでに3人の方から、たぬき君を引き取っても良いというお問い合わせを戴きました。
その中で、全盲の保護猫を飼っていらっしゃる方とのやりとりを進めさせて戴き、
たぬき君の準備が出来次第、お渡しする事に決めさせて戴きました。

如何せん、まだ健康状態がはっきりとは解らず、体力がついてからの検査となりますので、
お引渡しの日取りなどは決められずにおりますが、良い結果をご報告できるものと信じて、
引き続き経過を見守っているところです。

以前、お渡し前に発表してしまった為に、ある方面から心無い中傷があり、
結果的にご縁が流れてしまった事があり、発表は慎重に行いたいと思っていました。
しかし、とてもたくさんの方々がこのたぬき君の身の上を心配して下さっているので、
少しでも安心して戴けるよう、ここで一旦発表させて戴く事に致しました。

里親さんからは、新しい名前も戴きました。「幸太(こうた)」君といいます。
文字通り、これからは幸せになるようにとの願いを込めて、
里親さん候補の方が一生懸命考えて下さった名前です。

一日も早く、幸太くんが里親さんの手元に行けるよう、
そして幸太くんの身体が無事に全ての治療が終えられるよう、
引き続きご支援くださいますよう、お願い申し上げます。


お問い合わせは、当サイトオーナー川口までメールを下さい。是非、宜しくお願い致します。


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