File No.1984-1 里親決定(報告はこちら)
仮名:トロ(ミカ) メス
キジトラ
6歳くらい
保護場所:福島県双葉郡浪江町加倉字柴田
フロントラインプラス済み(7/9)
未避妊
猫エイズキャリア
とても大人しく、少し遠慮がちに甘えてくる子です。
現在は、田村市にあるシェルターでケージ暮らしをしています。 |
 |
トロに出会ったのは、浪江町にある高台の小さな住宅街でした。
人がいなくなった家の縁側に未開封の缶詰やトイレなどが設置してあるお宅で、トロは暮らしていました。数ヶ月もご飯をろくに食べていなかったのか、人を見つけると甘えた声で「ニャー」と寄ってきました。
保護した時は、ガリガリの状態。
福島のボランティア獣医さんに連れて行き、駆虫・ワクチン・血液検査をしてもらいシェルターに連れて行きました。
その後、保護したお宅の猫ちゃんであることがわかりました。
飼い主さんの連絡先がわかり、現地で活動しているボランティアさんが飼い主さんと話した内容です。
『生きてるのを知って、びっくり半分、喜び半分って感じでした。あんな危険なとごさ行ってくっち、ありがどな。んだけどうぢではもう飼わんにんだー。孫がちっちぇくっでな、どうなっかわかんねがら、どうすんべ?
って感じな会話だったので、じゃあ貰ってもらう人探すね。って言ったら、ありがとな、ありがとな。と言ってましたよ。
外猫なのに、トイレもあったし、多分可愛がってはいたんでしょうね。名前は?って聞いたら、トロって呼ばってたんだ。トロトロって呼ぶと、生意気ににゃあって返事すんだー。って。』
飼い主さんも、トロも何も悪いことはしていません。ただただ、原発事故さえなければと思うばかりです。 |
 |
2011年10月25日 トロ近況報告
現地のシェルター(福島県田村市)に直接来られた方で里親希望され、現在トライアルに出ています。
私の方でシェルターから自宅へお届けしました。
水戸市内の一軒家で暮らす優しそうな夫婦です。外に1頭犬がおり、トロはリビングで生活することになります。
部屋の中に2段ゲージと脱走防止柵を確認しています。
着いて早々、緊張して狭いところに入り込んでしまいました。持参したお気に入りの毛布をゲージに入れ、そこに置いたら落ち着いたようです。
既にシェルターで避妊手術をしてもらっておりました。問題なければ、2週後に正式譲渡となります。 |
2011年11月9日 トロ里親決定報告
2週間のトライアルで問題なく正式譲渡となりました。
新しい名前は「ふく」と付けられ、飼い主さんは「ふー、ふー」と呼んでいるそうです。
最初はおっかなびっくりで棚の下にへばりついていましたが、最近は元気になったよと喜んでいました。
大震災で恐い思いやひもじく寂しい思いをしたぶん、新しい家族で幸せになることを祈っています。 |
|
File No.1984-2 里親決定
仮名:うるる メス
キジトラ
推定生後9ヶ月くらい
保護場所:福島県双葉郡浪江町川添北上ノ原
8月21日に検査入院し、血液検査し問題なし。駆虫済み。未避妊。
手にすりよって甘えてくる子です。
現在は、田村市にあるシェルターでゲージ暮らしをしています。 |
 |
うるるに最初に出会ったのは、5月の小雨の降る日、浪江町にある高台でした。その
後もその近辺で継続的に給餌を行ってきましたが、それ以降出逢うことはありません
でした。
8月の暑い日、そこから100メートルくらい離れた畑の小道を散策しているとご飯を求
めて畑の方から鳴きながら出てきました。久しぶりの再会でした。
生後2〜3ヶ月で震災に遭い、がんばって飢えに耐え生きてきたんだと思います。
ガリガリに痩せてお腹が空いているのに、ご飯より人間の方に擦り寄ってきました。
きっと人恋しかったのでしょう。手で拾い上げて保護しました。
今は食欲もあり、健康状態です。
9月にはじめての発情を向かえ、人の姿を見ると「構って〜」とすごくアピールしま
す。
抱きかかえると安心するのか手に甘えてきます。
現在のようなゲージ暮らしでなく、なるべく早くお宅に迎え入れて頂いて、幸せに暮
らして欲しいと思います。 |
 |
2011年10月25日 うるる近況と近影
9月、初めての発情が来ていましたが、23日の日曜に行った際には落ち着いていました。
もっとも遊びたい盛りで、紐とかに飛びついてよく遊びます。
なかなかおてんばでジッとしてくれず、あまりよい写真がとれませんでしたが2枚送ります。 |
 |
 |
|
File No.1984-3 里親決定
仮名:ガガ メス
むぎわら色のサビ
年齢:不明
保護場所:福島県双葉郡浪江町川添佐野
とても大人しく、すり寄って甘えてくる子です。
山形市の動物病院で検査入院の際、乳腺にしこりが発見されたため、緊急性はありませんでしたが手術を依頼。8月に片側が無事終わり経過は順調で、10月中〜下旬にもう片側も手術予定です。
その他はいたって健康です。
病院にて、駆虫・ワクチン接種済み |
 |
 |
ガガに出会ったのは、浪江町にある奥まった小さな住宅街でした。
地割れや陥没が酷く、ボランティアの人もあまり立ち寄った感じがないところでした。車を停めて暫くすると警戒心無く「ニャー」とすり寄ってきました。ご飯を食べるとずっとついて歩き、足元でお腹を出して甘えてきました。
その当時、どの保護団体もシェルターが一杯で保護動物の受け入れが厳しい状況でしたが、運よく福島県田村市にあるボランティアグループのシェルターに一時的に預かっていただける事となり、保護出来ました。
ガガには可愛らしいエピソードがあります。
保護した猫は、必ず福島や近県の動物病院に入院し、駆虫や検査を行います。私達はこの日もガガを保護し、圏内で更に給餌を行い、その後山形の病院にガガを搬送しました。
道中、車内が急に臭ったので「もしかしたらうんちをしたのかも?」と思い、どうにか道端に停車して、ガガの捕獲器を覗いたところ見当たりません。臭いもさほどしなくなったので、気のせいだったかとまた車を走らせ病院に向かいました。
着いてから獣医さんの前で捕獲器からガガを出したら、なんとガガはうんちをシーツと自分の体で完全に隠していました。どうりで臭いもしなくなったわけです。
何時間も車に揺られ捕獲器の中で過ごしたわけですから、我慢ができなくなるのは当然です。でも、それを隠していたガガがとても可愛く思いました。人間の勝手な想像ですが、私達に知られるのが恥ずかしかったのかなと今でも思っています。
現在は検査入院以来、山形市のボランティア獣医さんで預かって頂いています。
獣医さんのお話では、お腹に傷跡がありはっきりとは言えないが避妊手術済みで飼い猫の可能性が高いとのことです。
これまで保護近辺への貼紙等で呼びかけを行ってきましたが、避難生活でペットと住めない環境の被災者が多く、今回里親募集に切り替えたいと思い募集させて頂きます。 |
 |
2011年10月25日 ガガ近況報告
10月14日(金)にもう一方の乳腺手術が無事終了し、状態を見て抜糸するとのことです。早ければ、今週中に抜糸になるとのことです。
その後、暫くは手術していただいた山形の犬猫病院にて経過観察していただき、お迎えのタイミングを調整したいと思います。
できれば、11月の飛び石連休あたりに面会か退院できればいいのですが。
|
2011年11月9日 ガガ近況報告
術後の経過は順調で、抜糸を終えてカサブタが残っている状態です。
あと1週間は病院の方で観察していただき、退院の準備を進めたいと思っています。
シェルターがとても寒くなってきたので、先住猫とも相談しながら我が家での一時預かりも検討しています。
マンションの規約の頭数を越えてしまうので心配ですが、保護猫として暖かいところにいさせたいと思います。 |