これは今スタートしようとしているプロジェクトです。ご相談者は23歳の「敦子」さんという女性。場所とフルネームは伏せますが、お一人で取り組むにあたり《猫の手倶楽部》での支援を決めました。その経緯は、以下をご覧下さい。
2004年12月10日 川口記
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現在の状況と結果報告
2004年12月9日
捕獲器の貸し出し手配済
2004年12月9日
《猫の手倶楽部》より支援金10万円を振り込み済み
2004年12月22日
1匹目の捕獲と避妊完了
以下は、敦子さんからの報告です。
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以下が保護した猫ちゃんです。先生も一緒に写って貰った方が良かったでしょうか・・・?
体重5,5キロの大きな子で、ボスと呼ばれている子です。
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性別:オス
捕獲日:H16.12.14
手術日:同日
リリース日:H16.12.17 |
初めての試みのため化膿しないか、掻いたりしないか確認するため長めに保護しておきました。しかしケージの中でかえってストレスが溜まったかもしれません。お医者さんに頂いた化膿止めを頂き、カリカリだけでは食べなかったので缶もあげました。
トイレの設置には困りましたが、おしっこやうんちも出来ましたし、ピアスの方も問題ありませんでした。
今回はリリース時に写真を撮れませんでしたが、次回からは撮ってみようと思います。
餌を食べに来た日:
私自身は見ることが出来ませんでしたが、餌やりの手伝いをしてくれる友人が本日夜19日に見かけたそうです。
毎日餌やりに来てくれるおばあちゃんが市の方から苦情を受けたそうで若い方だったそうですが、糞尿の臭いがひどい、餌をやるなと言われたそうです。その方たちは仕事でしょうがヤシの木(?)の剪定をして「綺麗になったじゃろ?」とおばあちゃんに言ったそうで。。。ポイ捨ての有様を見てよく言えたものだと落胆しました。
今日は久々の休日でしたので、2回目の捕獲後、砂利の大きな駐車場の掃除をしました。45L袋4つ分・・・缶は缶専用ゴミ箱に捨てましたが・・・。何故かみな、隠すようにぼうぼうに生えた草むらに投げ捨ててあります。煙草の吸殻はきりがないので仕舞には手で拾う始末でした。
パトカーが来たのでどうしたんだろうと思うと、年末のノルマ取り・・・世の中を憎めばいいのか、もぅ、なんなのか解らずぐしぐしと泣きながら作業をしていました。
また、市に連絡して邪魔にならないようポスターを貼ったのですが「おばちゃんが貼ったんかね?」って聞かれたそうで、最近来る子が許可貰って貼ったんよ、と答えてくださりました。「あぁ、そんな話も聞いたような気がするわぁ〜」と仰ったようでこれもまた、こっちは必死なのに軽視されているようで泣きたくなります。
近いうち、担当の方と市長にお手紙しようと思います。苦情ではなく、市と市民と公共施設のありかたについて、現状を・・・理解していただきたいものです。
また、嬉しいお知らせもあります。平日の公園には顔なじみのお年寄りが集まるんですが、よぅ頑張るね、と声を掛けてくださったり先程のおばちゃんも5000円ほど寄付してくださいました。悪臭の元である公衆トイレの掃除もなさってくださいました。
張り紙を見て、「これ、君の?」と聞いてくださる方もいます。年末の忙しさのせいか鬱の波が激しく、泣いてばかりの毎日ですが今日はとても充実していました。
今後野良にゃんの識別、状況の整理のためにWEBページを作ります。川口さんもそちらをご覧になった方がいくらか楽かと思うのですが・・・近日中作成しますので、またご報告いたします。
長々と自分のことばかり失礼しました。それでは、また。 |
プロジェクト発足の経緯
Wed, 8 Dec 2004 02:51:53
サイトを拝見させて頂きました。****と申します。突然のメール失礼いたします。野良猫たちの去勢・避妊の相談をさせて頂きたくご連絡しました。
自宅の近所に大きな公園があるんですが、アスレチックがあったり海水浴場だったりで、広く、この季節でもお弁当の昼食をとりにこの公園に訪れる人は多いです。しかし困ったことに、ここはいわゆる捨て猫の名所で…ここ一ヵ月毎日通うようになったのですが、のらちゃんが20匹近くいるんです。黒猫が多く、はっきりとした数は解らないんですが…
市の管理下なので、野良猫に餌して被害が出ると、至る所に看板が建てられています。しかし餌がなければゴミを漁るのは当然ですし、餌やりも兼ねてゴミ拾いもしているんですが、どのゴミも明らかに人間のポイ捨てばかりです。
けれどこれ以上繁殖すれば最悪な道に辿りつきかねません。人間に捨てられ、その上人間に生きる権利まで奪われるのかと思うとどうしていいのか…頭をかかえる毎日です。
先日も六匹の新顔を見ました。まだ生後二ヵ月くらいで、不安でしたが夜でしたので捕まえることも出来ず…数日後捕獲できたのはたったの二匹でした。守ってくれるはらず、当然のように喧嘩の傷がありました。他の子たちもそのせいか、あるいは寒さに耐えられなかったのかも知れません。二匹はなんとかたくさんの方のお力と善意のもとで温かい家庭に迎えられることが出来ました。
それと野良猫の子供で、半年くらいの子猫も六匹います。今まで母乳もあり健康だったんですが、一匹は風邪、一匹は瞬膜が出たまま、一匹は後ろ足を車にぶつけられたそうてずるずるとひきずって歩いています。
少しずつ去勢・避妊手術をしていくつもりでしたが、猫の発情期も間近ですしその三匹の健康も不安です。少しずつしていますが(23です)お恥ずかしいながら精神的にもろい部分があり、通院はしているんですが仕事はパート、バイト程度で、すぐどうこう使える多額のお金がありません。
厚かましくて申し訳ないのですが、わずかでもご支援頂けないでしょうか。少々焦っている気もします。お金が貯まってからでいいじゃないかとも時折考えます。けれどその間にどのくらいの命が消えるのかと思うと…こうしてお願いするしか今の私には出来ませんでした。
もちろん私も負担いたします。どうかご検討お願いいたします。初めてのメールから大変失いたしました。それでは、お返事お待ちしております。お忙しい中すみません。お体にはお気を付けくださいませ。
**敦子
追伸
パソコンのキーボードを壊してしまい、ネットは繋げられるのですが、メールが打てません。携帯と連動させていましたので、携帯で文章を打ったのですが、お見苦しい点がありましたら申し訳ありません。
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【川口より返信】 メール拝読致しました。
先ず、確認したいのですが、避妊をした上で、エサやりを続けて行かれるお気持ちなのですよね?途中で挫折せず、くじけそうになっても頑張ろうというおつもりがあるのであれば、支援体制を作ります。
幾つか質問させて下さい。
避妊の協力獣医は確保していますか?避妊はオスメス、1匹幾ら掛かりますか?
捕獲は捕獲器をお使いですか?捕獲器がないとダメです。捕獲器をお貸ししましょうか?(勿論無料です)
お住まいはお独り暮らしですか?もし保護が必要な子(ハンディがある、病気など)がいた場合、ご自宅に暫く保護していられる環境ですか?
ご両親と同居の場合、当然反対されるだろうと思いますが、それはきちんと説得出来ますか?親が、夫が反対しているので、一切家には入れられませんと言う方が時々いますが、見ず知らずの他人が協力する以上は、家族はある程度説得して下さい。それどもどうしてもダメな場合は、妥協します。
そして、この活動をやり続ける精神力(もちろんサポートはします)を保つ事を通じて、**さんが強く逞しく成長して欲しいと思います。
通院とありましたが、どこがお悪いのですか?コンスタントにエサやりを続けないと意味がありませんから、健康面と精神力は本当に必要です。そして、いずれは経済的に自立の道を目指すと約束して戴けるならば、今現在の状況を救うべく支援は考えます。
いつまでも今の状態では、先ず**さんご自身が苦しいでしょう?大事なことは、同じところに留まっていないということです。自立出来た進化するエサやりを目指して下さい。少しずつで良いですから。
では、一度送信します。質問へのお返事をお待ちしていますね。 |
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Wed, 8 Dec 2004 14:41:21
お忙しい中お返事ありがとうございました。ご質問のお話ですが…避妊後も今まで通り餌やり、ゴミ拾いは止めません。これまでも雨の日もかかさず通っています。ただ仕事にバラつきがあるため、同じ時間には行けない日もございます、
獣医さんはうちの子や里子に出した子たちでお世話になっている方にご協力頂きます。他にも野良猫の手術をなさりに来る方もいるらしく、お話を聞かせて頂いています。今週うちの子のワクチンがありますので、手術後には耳ピアスか耳カットかのご相談をしようと思います。手術代は本来なら雌の方が5000円高いのですが、両方一万で済ませて頂けます。里子に出した子たちも、ワクチン接種・検便・下痢止め消化剤・化膿止めを頂きましたが8000円で済ませて頂けました。
捕獲については、子猫たちは抱っこまでさせてくれますが、やはり成猫は警戒心も強く困難です。お言葉に甘えて捕獲器を貸して頂けると大変助かります。
自宅は一軒家で父と暮らしています。犬、猫、そしてプレーリードックが二匹います。ハンディのある子が病気でしたら隔離するので不自由な思いをするかもしれませんが出来る限りのことはします。必ず、やります。
父は確かにいい顔をしませんが、我が家の猫を拾ったのも父ですし、里子に出した子も始めは反対されましたが結局しばらく置いてくれることになりました。決して動物嫌いなのではないので、何だかんだ言いつつ可愛がってくれました。あまりに数が増えてしまうと可哀相ではありますが庭の倉庫内で保護します。
通院は心療内科です。病名は頂いていません。自分の価値が全く見出だす事が出来ず、恐らく境界性人格障害かアダルトチルドレンかと思われます。不快な思いをさせてさまいますが、自傷などもしてしまいます。そういった面では、精神力はないと言えます。
ですが、こんな私でも差別なく迎えてくれる動物たちが私にとって唯一の救いです。仮面を付けずに接することの出来る、愛すべき友達です。決して私ではないけれど、私の持ってくる餌を待ってくれている猫たちがいるんです。
川口さんが仰ってくれたように、このまま立ち止まったままでは苦しいばかりです。いずれは現在の動物事情を知らない方が多いので、情報の提供や地域猫の普及、理解などの活動もしていくつもり私も動物愛護などとは大それても言えません。猫にとってはいい迷惑かもしれません。私の自己満足でしかないのかもしれません。けれど、生きてほしい。猫として、命あるものとして、生き抜いてほしいです。
それでは長文失礼いたしました。お返事お待ちしております。
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【川口より返信】 お返事有り難うございました。
では、捕獲器の貸し出しと資金支援を致します。
耳カットは地域によっては虐待と見なされる場合もあるので、ピアスをお薦めします。耳の先っぽではなくて、かなり内側に付けて下さい。耳の外側と内側の両方をビーズで挟むように付けるものです。
>自分の価値が全く見出だす事が出来ず
**さん、それは誰にでもあり得る事です。私も、かつて自分の存在意義がないと感じていた事がありました。でも、働いて猫や人の為に色々と出来る事がたくさんありました。今では私は、自分に自信を持っています。何も特別な能力のない私でも・・・です。
だから自傷行為など絶対にお止め下さい。そんな事をするよりもエサやりしてゴミ拾いしているとずっと充実感があるでしょう?
今、大きな目的と目標を見つけた訳ですから、迷っている暇はありませんよ。辛い事も勿論ありますが、これは自分のためなんです。
自己満足で良いのですよ。自分が後悔しない為の努力なのです。エサやりと避妊というものは。だから迷わずに頑張りましょう。
私など、難病患者で50歳近いんです。でも新しい事に挑戦し続けたいと思っています。やろうと思えば大抵の事は出来ます。あなたには私に無い若さと未来の時間があります。それを無駄にする人は嫌いですが、今、兎に角目標を持って頑張ろうとするのであれば、私は応援しますよ。
それから、メールは毎回ご住所と名前、電話番号を入れて下さい。メールの署名機能を使えば楽です。そうでないと、こちらから緊急に連絡をとりたい場合、どのメールに書いてあったのか探さなければなりません。私には日に最低200通はメールが届き、数日経ったら、もう探せません。
宜しくお願いします。 |
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Thu, 9 Dec 2004 00:20:32
すみません、今回からはきちんと連絡先を書いておきますね。毎日たくさんのメールをお受け取りの中、お返事頂けてることに感謝します。
また、温かいお言葉に涙が出ました。本当はちょっぴり恐かったりしました。猫たちを傷つけるんじゃないか。誰かを傷つけるんじゃないか。自分が傷つくんじゃないか。でも川口さんの歩みを見聞きして、背中を押してもらえた気がします。この活動だけでなく、これからの私の在り方に。
そして捕獲器の貸し出し、ご支援頂けること、深く深くお礼申し上げます。ありがとまた相談させて頂きたいのことが出来たのですが、聞いて頂けますでしょうか?
今日は忙しかったので夜に公園に行ってきました。すると落ち葉の集まったところに子猫が横になっていました。死んでしまっているのかとなでてみると、ゆっくりと目を開け、優しく鳴きました。どうやら寝ていただけの様子なんですが、新顔で一匹だけなんです。母猫がいる子猫たちは地域猫として生活できると思うのですが、こう言った子たちは生き残っていけるのでしょうか…生後半年くらいの健康そうな子ではあります。前回捨てられていた子猫たちは二ヵ月程度だったので、見るに耐えず連れ帰りましたが…どうしたものかと悩んでいます。
耳ピアスの情報ありがとうございます!友人は取れてしまったりしるらしいよと言うのですが、そういうケースもあるのでしょうか?いろんなサイトを巡りましたがそういった記事は書かれていなかったのですが、川口さんはご経験ございますか?
質問ばかりですみません。お手間を取らせてしまいますが、ご指導・ご意見よろしくお願いいたします。
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【川口より返信】
耳ピアスが取れてしまう場合というのは、明らかに着ける位置が悪いのです。先のメールに書いたとおり、耳の真ん中に着けます。私の餌場は藪が多いですが、取れてしまった子は1匹もいませんよ。獣医のやり方次第だと思います。
取れてしまって1年ももたない・・・と言っていた別のエサやりさんも、私の獣医に変えてからは取れないと言っていますから。因みに手術糸で着けるのではなく、こちらでは金属の針金(身体に害の無いものです)を使っていますね。
もしも獣医さんがピアスが解からなければ、直接、病院に問い合わせて貰うようにお伝え下さい。
保護するかどうかの基準は、ご飯をもらえていて健康であれば、野良で生きて行って貰うしかないだろうと思います。全ての野良猫を家猫にする事は不可能です。生後半年で里親募集して決まるケースも勿論ありますが、かなり魅力的な前向きな募集で、写真も良い・・・という場合が殆どです。
今後、里親募集するケースも出るはずですが、デジカメはお持ちですか?効果的な写真の撮り方はこちらでご参照下さい。
http://www.netpro.ne.jp/~kkk/photo_sample/photo_sample_index.html
既に連れ帰った子の様子を、電話で教えて下さい。このままもし飼うのであれば良いのですが、募集するとしたら、メスは直ぐにでも避妊が必要です。 |
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Thu, 9 Dec 2004 22:43:12
ご配慮ありがとうございます。大変参考になりました。とあるサイトで耳ピアスについて色々と書かれていましたので、印刷して獣医さんと話し合ってみます。
デジカメはありませんがスキャナや一眼レフがありますし、近所の姉に借りることが出来ます。
残念ながらパソコンはノート型なんです…修理に出したいんですがどのくらい日時がかかるのか明日聞きに行ってきます。
捕獲器の件、了解致しました。お手数をおかけしますがよろしくお願いします。
連れ帰った子達は、この活動をしようと決めたきっかけとなった子達で、すでに里親さんが見つかりました。少し血統のいいのが入っていた様で、シャムやアメショに似ていたお陰だと思います。やはり全ての捨て猫を救うのは…現実的に考えて困難ですね。とても悲しいことですが…
ですので今自宅には野良ちゃんはいません。今週は忙しいので病院になかなか行けませんが、出来れば明日病気の子をまず診てもらいたいと思います。明日保護できましたらお電話しますね。公園と言ってもアスレチックや海水浴場などありあまりに広いので、毎回目当ての子に会えるとは限らないんです。
昨日の新顔ちゃんは今日行くと他の猫ともそんなに仲が悪くなく、足の悪い猫ちゃんと一緒に陽なたぼっこしていたので一先ず安心しました。どうしても無理だと判断しましたら、捕獲し里親募集をすることにします。
しかしこの子だけはまだ生後四か月くらいなのでまだ手術は無理に思われます。
取り敢えず、病気の子の様子と、生後どのくらいでその子の兄弟達は既に手術可能なのかと、耳ピアスについて相談してまいります。可能であれば、捕獲器が届くまで、捕まえやすい子たちから順次手術をしていく方針です。
それでは長文失礼いたしました。
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【川口より返信】
捕獲はどうか無理をしないで下さい。抱ける子でも、キャリーに入れ用とすると暴れて、お互いに恐い思いをする事が多いものです。それで警戒心を強めさせて、捕獲出来ない猫に仕上げてしまう事もありますので、捕獲器が到着するのを待って下さい。今日にも捕獲器を発送出来るはずです。
避妊の時期に関しては、メスは生後4ヶ月で発情が来ています。特に環境の厳しい場所の野良では、それだけ子孫を残そうとする本能なのか、発情が来るのが早いようです。まだこんな小さな子が・・・と思う時点で、既に妊娠して生後6ヶ月で母親となるというケースが決して珍しくありません。
オスの場合は、近くに発情したメスがいなければ発情しませんので、身体が大きくなって体力が充分についてからでも良いと思います。しかしメスは、あっと思う間に、出産してしまいますので、生後4ヶ月で大体の目安ではありますが、2キロを超えていれば避妊手術可能です。
もちろん個体差がありますので、その子の体力と健康状態をよく観察した上で、獣医さんと相談して決めて下さい。ただメスは、くどいようですが6ヶ月で出産しますよ。
とりあえず、捕獲器が到着したらお電話下さい。使い方をご説明します。今後の段取りも少し相談しましょう。では。 |
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Sat, 11 Dec 2004 22:56:18
お世話になります、**です。無事捕獲器が届きました。
お体の具合はいかがですか?ただでさえお忙しいのにと心配しております。早く落ち着けるようお祈りしています。
お電話で対応してくださいました方は旦那さまでしょうか、ご丁寧にアドバイス頂きました。私も緊張しすぎると発作など出てしまいますが、頑張ってくださいねと言っていただけたことで、緊張が溶けたのかお電話の最後の辺りは言葉にならなくてきちんとお礼が伝えられたのかと思います。どうぞよろしくお伝えくださいませ。
段取りなどは後日ということになりましたが、午後九時以降なら私はいつでも大丈夫ですので、ご都合とお体がよろしい時、よろしくお願いします。
私の精神状態では人に頼ることとは、ひどく恐く緊張することで、日常の変化に馴染むまで時間がかかり、ご迷惑をたくさんかけてしまうと思いますが、精一杯やりますので、どうか長い目で見ていただけると幸いです。私事ばかりですみません。
お体大事になさってくださいませ。失礼いたします。
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【川口より返信】
捕獲器の取り扱い説明、しっかり頭に叩き込んで戴けましたか?ストッパーを上げてから扉を開ける・・・どんなに慌てていても、これだけはしっかり守って下さいね。そして獣医さんなにも、しつこくそれを念を押して下さい。結構、獣医が壊しますから。
夫が説明したと思いますが、レールが曲がってしまうと、次に捕獲した時にストッパーが落ちず、中から猫が力づくで出られます。そしてその際に怪我をさせてしまいますし、2度と捕まらなくなってしまいますので、この点だけは特に気をつけて下さいね。
捕獲器は当分お預けしておきます。いずれお金が貯まったら、自分の捕獲器を持つようにして下さい。エサやりと捕獲・避妊はワンセットの活動ですからね。
さて、実際にどういう支援の仕方をしようかと考えましたが、支援金を振り込みますので、そこから避妊費用の足しにして下さい。1匹ずつ、捕獲・避妊する子に関して、次の内容で報告をして下さい。
1.写真(捕獲器の中にいる時、病院で撮って下さい)
2.性別
3.捕獲日・手術日
4.リリースした日
5.リリース後、初めてエサを食べに来た日
5は後から追加で結構です。ここまでのご報告を戴ければ、たくさんの方の善意の基金を使う事に、きちんとした結果報告が出来ると思います。
全国に、孤立無援で頑張って避妊・エサやり・保護をしている人たちがいます。孤独な闘いは、みんな同じです。
あとは、ご自分を訓練する事に常に挑戦して下さい。人との交渉やコミュニケーションは、持って生まれた能力だけではダメです。それは私も同じ事です。
自分が何をしたいのか、それを人に伝えるにはどう表現したら効果的に伝わるのか、また自分がどういう人間でありたいのか・・・それをきちんとイメージして、その自分を表現する為には、数限り無い失敗を繰り返しながら、めげずに場数を踏む事が大切です。それなしに、一人前のパフォーマーにはなれません。
野良猫のエサやりと避妊活動も、一種のパフォーマンスです。敵も多いし、無理解なだけでなく、足を引っ張ろうとする人たちも必ずいるでしょう。
でも、笑顔と根気強さを忘れないで下さい。ヒステリックになっては負けです。
貴女と歳のあまり違わない女性が、千葉県のある漁師町で一人で頑張って保護活動をしています。経済的にも大変ですが、働いて切り詰めて、一人暮らしでたくさんの猫を保護して頑張っています。参考になるかも知れませんので、彼女(滝沢さんといいます)の日記もご覧になってみて下さい。
http://www3.diary.ne.jp/user/347770/
保護活動や里親探しに関しては、若さはハンディキャップとなる事もあります。今後、自分を深め、高め、磨いていく事が大切です。その為には仕事をし、社会の中できちんと認められる事も欠かせません。
生きて行く事は、辛い事の連続ですから、そこから一時的に離脱したくなる人は、結局自分で自分を不幸な状態に追い込んでしまい、なかなか方向転換が出来なくなるものです。
今が「底」だと思って下さい。あとは這い登るだけです。自分が「生きている価値がないのではないか」と思い込むのは、誰でも経験する事です。むしろこの機会を生かして、自分がどう生きたいのかを模索して下さい。
誰かが自分の弱さに負けて不幸な結果になろうと、自分で命を絶とうと、それはただの無駄な結末です。人は、社会は、そんな事はお構いなしに成り立っています。だから自分を救えるのは自分だけなのだと肝に銘じて下さい。
自分を幸せにして、自分を好きになる事は、自分の義務なのです。私はそう思って、自分の為に色々としているつもりです。貴女との関わりもその一つです。縁あって関わったからには、中途半端な事は言いません。厳しいことを色々と言うと思いますが、食い下がって来て下さい。
私は貴女の母親ほどの歳ですし、さんざん失敗も繰り返して来ました。「傷」など、貴女の比ではありません。でも私は傷と思っていませんが。誰も他人が私を傷つける事など出来ません。一瞬不快になったとしても、直ぐに忘れます。それも訓練次第です。忙しいと悩まなくなります。
私の存在価値は私が決める事です。そう胸を張って言える位には、私は努力をしています。怠け心と闘い、病気(私は全身性エリテマトーデスという病気です)とうまく付き合い、くだらない中傷には取り合わず、目的を見出したらしっかり頑張る。
人生は短いです。今の貴女がしている事が、今後の貴女の人生の基礎になります。今を疎かにしないで、20年後には、悩める若者のアドバイザーともなれるよう、一つひとつの経験を大事な財産だと思って苦難と向き合って下さい。
綺麗事ではなく、これは真実です。苦労から逃げない事、それが貴女を深め、高めてくれます。
では、捕獲を始めて下さい。お金は指定して戴く口座に振り込みます。 |
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Mon, 13 Dec 2004 00:55:59
こんばんは、**です。捕獲器の取り扱いはお陰さまで理解しました。獣医さんにも教えて頂いた通り説明します。
ご支援頂くための作業も確認いたしました。写真はメールに添付でよろしいでしょうか?パソコンが戻ってくるまで一週間ほどかかってしまう予定なのですが、一辺に送ってしまうと容量が大きくなってしまうので、不都合がなければ無料ホームページを利用してアップロードし、URLをお送りします。
たくさんのアドバイスありがとうございました。うつと長年戦い、何度も死にたいと思いながらここまで来ました。死んでしまえば楽ですものね。ですが今の私は死ねません。やり残したことが出来たからです。逃げて楽になれないと言う事は辛い戦いがこれからも、これまで以上あるのかもしれません。
でも、川口さんの生き方、考え方を美しいなと思いました。この件をきっかけに…私は川口さんにはなれませんが、自分は自分にしか救えないとおっしゃられた様に、私は私らしく生きていきたいと意志が芽生えています。
今の私は自分が醜く汚く情けなく、居場所も価値もないし、大嫌いです。居ない方がよっぽど自分も周りも気が楽だと思います。けれど自分を少しでも好きになれるきっかけができたとも思います。
川口さんがご指摘された様に、私は言葉が足りません。一度言葉で感情を伝えるという事を手放してし諦めてしまった経験があるからと思います。過去を憎んでも仕方ありませんね…人として生きていくためには人との言葉のやりとりが必要不可欠ですものね…努力します。自分の言葉の域を広げ、見つけ、使いこなせるように経験をたくさん積んでいきます。
…なんだか人生相談のようになってしまいましたね、すみません(苦笑)先日までは睡眠薬をいつも通り飲んでも猫ちゃんたちの夢ばかり見ては泣いてました。捕獲器が届いてから、本格的に私にも出来ることがあると認知したのでしょうか、久々にゆっくり休むことができました。こんなことで先が思いやられるなぁと苦笑しつつ、川口さんをはじめたくさんの方の優しさを実感しています。お忙しい身だと存じていますので、写真の件につきましてご都合が悪くないようでしたら返信は結構です。
それと、姉の家に行ってご紹介頂いた若い女性の日記のサイトに行きました。大変勉強になりましたし、素直にすごいなぁと思いました。心強くも感じます。まだまだ私は未熟者でいろいろな方の助けを借り、習う身ですが、私がそうして頂いたようにいずれ誰かの助けになれたらと頑張ります。
また、川口さんのサイトの支援掲示板を拝見しましたところ、応援なさってくださる方々がいらっしゃり、とても嬉しかったです。後程自分がお礼に伺いますが、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。
地域でも少しずつ話を聞いてもらえるようになりました。小さくとも嬉しい歩みです。
それではまた長々と失礼いたしました。
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【川口より返信】
先ほど、《猫の手倶楽部》より10万円を振り込ませて戴きました。
捕獲して避妊した猫に関しての報告は、パソコンが戻ってからでも構いませんよ。メールでも、ウェブにアップロードする形でも都合の良いやり方でお願いします。
獣医さんが耳ピアスの事で解からない事があれば、一度お電話下さるようお伝え下さい。
貴女にはまだ未来に時間と可能性が、羨ましいほどたくさんあります。どうか、ご自分の為に頑張って下さい。過去の失敗や苦しさなど、これから先の苦しみに比べたら、きっと屁のようなものに感じるはずです。
でも生きているという事は素晴らしい事です。生きていて良かったと思える幸せとたくさん出会うはずです。但し、苦しい事の方が多いと思います。誰でもそうです。だからこそ、努力して得た幸せや喜び、楽しみが一層尊いものに感じるはずです。
言葉は行動と生き方の裏づけでしかありません。中身の無い能弁であるよりは、誠実な人柄、嘘のない生き方の方がずっと大切です。でも、言葉を大切に使って表現する事も、同時に訓練して行って欲しいと思います。
自分を好きになる為には、頑張って下さい。では、成果を期待しています。全国の皆さんが応援しています。 |
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Tue, 14 Dec 2004 13:18:26
ご支援のお振込み、ありがとうございました。川口さんをはじめ応援して下さっている方々に深く感謝しております。小さくとも大切に変わりない命のために、みなさんの善意を大切に使わせて頂きます。
本日は久しぶりの休日でしたので、まずはうちの子のワクチンを兼ねて、獣医さんにチラシの貼り紙のお願い、捕獲器の説明、これからの計画の再確認をしてまいりました。
ただ獣医さんが仰るには耳カットの方が永久的で、猫も違和感がなく、安心があると力説なさりました。今までは耳ピアスの計画で進行していましたので、シモリなど一通り揃えて持ち込んだのですが、獣医さんも不安があるようです。5mmのカットを雄雌判別できる様左右別にしてみてはどうかと言われ、ここは先生の意見を取り入れようかと思っています。
ただ公園内に貼るチラシに虐待ではなく、写術した子であることを述べ、公園に来る方たちにも直にお話して認知していけるようします。
たくさんのエールの言葉、ありがとうございました。この活動が私の財産になればと頑張ります。苦労も涙も充実感も笑顔も。
日も登り暖かくなってきたので、猫たちもそろそろ顔を出してくる時間です。始めの第一歩、歩みだします。
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【川口より返信】
耳カットは既に過去の遺物です。私は反対です。反愛護の市民だっています。そういう人たちの感覚にも反する事であり、耳カットは何かと今までにも議論の元でした。むざむざ刺激するネタを提供しないで、耳ピアスのやり方のマズさを耳カットに摩り替えないで欲しいです。ちゃんと耳ピアスは取れずに機能していますよ、まともにやれば。
本来はきちんと個体識別して毎日管理していれば、ピアスも必要ないのですが、もしも他のボランティアさんが入った場合、識別が必要になる時もあります。
再考を願います。支援者たちにも違和感を与えます。耳カットはやめて下さい。 |
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Tue, 14 Dec 2004 16:20:50
川口さんにも獣医さんにも困惑させてしまいました。すみません。本音は川口さんに頼りたいところでしたが、なんとか自力で獣医さんに耳ピアスを納得して頂けました。当然かと思われるでしょうが、とても勇気がいりました。
意見を聞き入れる、納得するのは長けていますが、私は自分がないので反論や意見は難題です。これも訓練と思って頑張ります。
ちなみに猫ちゃん捕獲できました!一番大きな猫です。詳細はまたパソコンが戻ってからご連絡しますが安心したのでご報告まで…
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【川口より返信】
良かった、おめでとう!捕獲第一号ですね。お疲れ様でした。幸先良いですね。
そしてご自分の言葉で獣医さんに説得出来て、素晴らしい成果です。これまたお疲れ様でした。
貴女は自分で思っている程、人とのコミュニケーションは不得手ではないような気がします。頭も良いし、理屈の飲み込みも早い。きちんと因果関係を整理して考えられる。不得意だと思い込んでいるだけです。実は優れた能力があると思いますよ。
今後、啓蒙ポスターなどの作製も、お手伝いして下さると言っている方もいるし、勿論私も手伝います。使えればこれも使ってみて下さい。
http://www.simanto.net/~s001/pictures/poster_hinin040812.pdf
ケース毎に、内容を変える事も簡単ですので、どういうないようにして行くかも考えましょう。
では、引き続きファイトです。 |
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Tue, 14 Dec 2004 17:52:26
ありがとうございます!
川口さんにそう言って頂けると、本当に嬉しく心強いです。少しずつ、自信を持っていけそうです。
そして啓蒙ポスターのお話も大変ありがたいです。世の中いい人ばかりではないけれど、こうやって暖かいみなさんの気持ちや活動に触れられて、良い意味で、私の人生の中でとっても衝撃的です。
今日の経験を得て、休日しか捕獲は難しいかも知れませんが、引き続き頑張ります!エールありがとうございます。 |
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